当科では、消化器外科・一般外科を標榜しています。消化器がんの中で最も多い大腸がんをはじめ、胃がん、肝臓がん、膵臓がんの手術・薬物療法を経験豊富な外科医4名で診療にあたっています。がん以外の消化器疾患全般の診療にも対応しており、急性胆嚢炎・総胆管結石症、虫垂炎、腸閉塞、また、内科的疾患の範疇に入る虚血性腸炎、憩室炎、下痢、便秘なども消化器外科医が対応しています。さらに、地域病院として外傷、咬傷、急性腹症、検診で異常を指摘された病気の精密検査も行っています。
ご高齢の方や幾つもの病気を併せ持っている方も多く、その患者さんに適切な治療法を選んで行っています。
主な対象疾患
- 大腸がん、胃がん、肝臓がん、膵臓がん、乳がん
- 大腸ポリープ
- 急性虫垂炎
- 腸閉塞、S状結腸軸捻転
- 虚血性腸炎、憩室炎
- 急性胆嚢炎、胆石症、総胆管結石症
- 胃潰瘍、十二指腸潰瘍
- 鼠経ヘルニア、腹壁瘢痕ヘルニア
- 急性腹症、下痢、便秘
肛門疾患
内痔核、直腸脱
一般外科
切り傷、擦り傷、皮膚のできもの(粉瘤)
主な検査‧治療法
検査
- 上部消化管内視鏡検査、下部消化管内視鏡検査
- 上部消化管造影検査、注腸造影検査
- マルチスライスCT、超音波検査(エコー検査)
- マンモグラフィー
治療法
| 腹腔鏡下手術 | 直腸がん、急性胆嚢炎、急性虫垂炎 |
|---|---|
| 開腹手術 | 結腸がん、胃がん、肝がん、膵臓がん、腸閉塞 |
| 内視鏡的ポリープ切除術 | ポリペクトミー、EMR、ESD |
- 内視鏡的逆行性胆管・膵管造影
- 内視鏡的総胆管結石除去術
- 経皮的胆管ドレナージ術、経皮的胆嚢ドレナージ術
- 総胆管ステント留置術、大腸ステント留置術
- 切除不能消化器がん(大腸がん、胃がん、胆管がん、膵臓がん)に対する薬物療法(抗がん剤治療)
治療⽅針
当科では各種ガイドラインに従った質の高い医療を基本としています。ただ、ガイドラインでは一般的に70歳~80歳以下の患者さんに対する治療方針・治療法を提示しています。当院では、地域医療中心の病院であるためご高齢の方や(80歳以上の方が殆ど)、幾つもの病気を抱えている方を手術・治療をする機会が多いため、ガイドライン通りの治療方針・治療法がその患者さんにとって最適とは限りません。当科ではガイドラインを遵守しながら、患者さんの全身状態・医療環境・社会環境・ご家族との関連、などを考慮したうえで治療方針・治療法をそれぞれの患者さん毎に決めて、お勧めしています。
「インフォームド・コンセント」の際には患者ご本人とご家族に、病状の説明、併存症の問題、考えられる合併症、手術後の活動の変化、などを丁寧に説明し、患者ご本人とご家族と共に治療方針・治療法を決めてゆきます。また、手術後は早期にリハビリを行うことによりQOL(生活の質)が低下しないように努めています。かかりつけ医や院内の多職種とも連携し、高齢の方や持病のある方でも安心して手術・治療が受けられるように、退院後の生活まで見据えたトータルケアを実践しています。
すぎはら けんいち
杉原 健一
| 役職 | 病院長 |
|---|---|
| 資格 | 外科専門医、外科学会指導医、消化器外科指導医 |
| 専門分野 | 大腸癌の手術、大腸癌の薬物療法、大腸癌肝転移の治療、大腸疾患の治療、胃癌の治療 |
| 略歴 | 東京大学医学部卒 東京科学大学名誉教授 日本外科学名誉会員、日本消化器外科学会名誉理事長、日本大腸肛門病学会元理事、大腸癌研究会名誉会長 |
とよおか まさひろ
豊岡 正裕
| 資格 | 外科専門医、日本消化器外科学会認定医 |
|---|---|
| 専門分野 | 消化器外科、一般外科、腹腔鏡手術 |
| 略歴 | 三重大学医学部卒 東京科学大学消化管外科学分野在籍 |
おおかわ たくや
大川 卓也
| 資格 | 外科専門医、消化器外科専門医、消化器がん外科治療認定医 |
|---|---|
| 専門分野 | 消化器外科、一般外科 |
| 略歴 | 福島県立医科大学医学部卒 東京科学大学消化管外科学分野在籍 |
ふじもり よしたか
藤森 喜毅
| 資格 | 外科専門医 |
|---|---|
| 専門分野 | 消化器外科、一般外科 |
| 略歴 | 東京医科歯科大学卒 東京科学大学消化管外科学分野在籍 |
外来担当医表
午前
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|
| 杉原健一 | 大川卓也 | 豊岡正裕 | 杉原健一 | 豊岡正裕 | 藤森喜毅 |
| 大川卓也 |
午後
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|
| 担当医 | 担当医 | 担当医 | 担当医 | 担当医 |

