大腸がんの多くは、「大腸ポリープ(腺腫)」が長い時間をかけてがん化して発生します。
厚生労働省の発表する「人口統計」によると、長らく、日本人の死亡原因の第1位はがん(悪性新生物)となっています。
その中でも大腸がんは、最も患者数が多いがんの一つです。
2021年以降の統計では、男性の死亡原因の1位は肺がん、2位は大腸がんですが、女性の1位は大腸がんとなっています。
女性は、女性特有の臓器である乳がんや子宮がんといった癌にかかるイメージが強いですが、実は大腸がんが最も危険な病気なのです。
大腸がんは、早期のうちはほとんど症状がありませんが、進行するにつれて、徐々に次のような症状が現れてきます。
多くは日常的な生活習慣にリスク要因がありますが、一部には遺伝的影響も関与します。
大腸がんは早期に見つかれば、多くは完治します。しかし早期には症状が出にくいため、大腸がん検診を受けることが最も大切です。
大腸がんで死なないために、40歳以上の方は、毎年「大腸がん検診」を受けましょう!
便に混じった微量の血液を調べる検便検査です。年に1回の受診が推奨されています。
陽性の場合には、大腸内視鏡検査で精密検査を行い、ポリープがあればその場で切除します。大腸がんがあれば細胞を採取して確認します。
大腸内視鏡検査が最も重要な検査です。
必要に応じて組織検査を行い、CTやMRIなどで進行度を確認します。
がんの進行度に応じて、次の治療を組み合わせて行っています。
大腸がんは「気づきにくいがん」ですが、検診で早期に見つければ治る可能性が高いがんです。あなた自身と大切な人のために、ぜひ毎年の検診を習慣にしてください。
当院の外科は、東京医科歯科大学と東京工業大学が合併して2024年秋に誕生した『東京科学大学』の関連病院として、大腸がんに対してさまざまな治療を行っています。
基本的な方針としては、早期の大腸がんに対しては内視鏡治療を、初期~中期の進行がんに対しては腹腔鏡手術を、高度進行がんに対しては開腹手術(+抗がん剤治療)を、東京科学大学と連携しながら行っています。
現院長の杉原健一は、長らく「東京医科歯科大学 腫瘍外科教授」として、日本の消化器がん治療を牽引してきました。
現在、院長の指導のもと、大腸がんに対して『最善の治療』を行うよう、日々努めています。
医療機関: 社会医療法人社団 光仁会 第一病院
連絡先: TEL: 03-3607-0007 / FAX: 03-3609-2260
とよおか まさひろ
豊岡 正裕
| 診療科 |
|---|